犬のしつけを考えてみましょう。
昔は犬のしつけには体罰をしてもいいような感じでしたが、最近は叱るのではなく褒めてやる方がいいと言われています。
これは人間の子供のことを言っているのであり、犬には当てはまりません。
もちろん、体罰は必要ありませんが、叱ることは大切なのです。
多くの人が誤解しています。
必要もない時に褒めてやることはないのです。
犬のトイレがうまくしつけられないと困っている人の相談をよく目にしますね。
トイレだけの問題ではなく、しつけ全般に言えることなのです。
犬には良いことと悪いことの区別がつきません。
人間の態度を見て判断しているのです。
叱られたならばそれがしてはいけないことだったのだと判断します。
トイレを別の場所でしたならば、叱らなければなりません。
それはやってはいけないからです。
もちろん、犬に対して必要以上のストレスを与える必要はありません。
現行犯が大切です。
昨日の行動を叱っても犬には意味がわかりません。
また、インターネットなどで犬のしつけを相談する時に、回答者がすべて正しいことを言っているとは思わないことですね。
誰でも勘違いしていることはあるのです。
複数の人の意見を参考にして、改善策を考えるようにしてください。
現実問題として、今自分が犬のトイレで困っているのであれば、しつけ方が間違っていると考えてください。
やり方を変えない限り事態はよくなりません。
犬は比較的単純です。
問題がある時の解決策は決まっているのです。